『トレジャー・ハンターズ』幼き日の冒険心よ、さようなら

『トレジャー・ハンターズ』

Without a Paddle

2004・米 スティーヴン・ブリル

IMDb 5.9

Rotten Tomatoes 14%


あらすじ:死んだ旧友が遺した手がかりを頼りに大金を探す。

タイトルは パドルがねぇ=どうしようもない。

作中での冒険の成り行きと、人生に行き詰った様子を掛けてるんでしょうか。
大人になりきれない大人がイニシエーションをやり直して大人になる話。近年のコメディでよくある話だけど、あまりうまくはいってない。マリファナでハイになるシーンとか笑えるところはあるので駄作というほどではない。
↓ネタバレ感想↓

まずは幼き日々の描写から始まる。仲良し四人組の冒険ごっこの場面。各々のキャラの役割、熱血、バカ、参謀、弱虫。弱虫は立場が弱いものの仲良く遊んでいる。

熱血が大学進学で町を出るところでプロローグが終わり現在へ。さえない大人になっている三人の様子。そして熱血が死んだことがわかる。
ここまでで、本来は重要なはずのなくなった親友についてあまり掘り下げられていない。これから90分の映画を引っ張っていく一番の動機が中途半端なまま冒険に出てしまう。

基本コメディなためそれほど気にならないが、中盤、少年時代の幻覚をみる場面や、弱虫が勇気を出す場面、バカが人生をやり直そうと決意する場面など、すべてのドラマシーンが物足りなくなってしまう。
コメディシーンも現代のものと比べると少し描写が控えめだ。途中、マリファナ畑を発見し、そこが炎上して全員ラリってるのは面白いけど、結局畑の主に銃で追い立てられて、それほど煙を堪能する前にシーンが終わってしまうのが残念。

下ネタもナチュラリストの美女が剛毛だとかわりとソフトな感じ。
総じて、悪くはないのだけど弱いという結論。悪くはない。

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