『スペクトル』プレデター vs トニー・スターク

Spectral

『スペクトル』

Spectral

2016・米

ニック・マチュー

IMDb 6.5

Rotten Tomatoes 80%

あらすじ:姿の見えない敵の正体とは?

Netflixオリジナル映画。IMDbの高評価につられて見たんですが、並に落ち着いている感じです。

ザックリと感想を

これはこれくらいでいい。

全てが、良く言って王道、悪く言って予想通り。

ただし近年のSF大作を見ていると、要素を盛りすぎていて、話があちらこちらにいったりと混乱するものもなくはない。

本作の魅力はその堅実さ。一つの話を広げ過ぎずに全うに進めているところです。一点の目標に向かって話が進んでいく気持ちよさがあります。

ゴジラ、パシフィック・リムの製作でオタクの心をつかんだレジェンダリー・ピクチャーズ、トーマス・タルの参加作品。

でもてんこ盛りと言うより、こじんまりとまとまった感じ。

これはこれくらいがちょうどいい。

見えない敵。

そうですプレデターです。

紛争地域で謎の敵と遭遇。肉眼では姿が見えず。ハイパースペクトルカメラでも、うすぼんやりとした影しか映らない。

プレデターの場合は、孤軍奮闘の展開。本作の場合は、そこに技術屋が派遣され、トニー・スタークばりにDIY精神でどのように対抗していくかが、一つの見どころ。

若干の小難しい説明を挟みながら対策を練り、実際に機材を改造していくのは非常に楽しい。

で、姿が見えると、姿が見える敵になるよね

姿が見えない敵と戦うとなると、どのように視認するか、攻撃を当てるかの対策になる。

そして話が進むと、対策がなされるのが必定。

その結果、ここは、本作のいいところでもわるいところでもあるけど、フツーのモンスターものと同じになってしまう。

それを、これくらいでいいとすると、王道展開として楽しめる。

ツイスト不足と感じると、凡庸な映画となってしまう。

SFうれしいキャスト

主役は、ジェームズ・バッジ・デール

ドラマで活躍し、映画では端役が多い。正直小粒な印象

それを補強するように、脇役がSF的にうれしいキャストが多い。

指揮官役は、スター・トレックのリブートでクリストファー・パイク提督を演じたブルース・グリーンウッド。

部隊を率いる軍曹は、パシフィック・リムのオーストラリア父ちゃんマックス・マーティーニ

部隊員にルイ・オザワ。もしかしたらプレデターズへの目配せなのかも。

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まとめると

謎の敵と戦いながら正体を探り、勝ち方を模索。そして学習と工夫によっての勝利。

しかし、残念ながら敵の特徴が、透明なだけ。透明状態に対策できるようになっていしまうと、途端に凡庸な撃ち合いになってしまう。その点はもう一声欲しかった。

SFガジェットは、現実味があるデザインでとても格好良い。

総じて、なんだか、過剰に面白すぎない感じが、一昔前のSFアクションと言った趣でそれなりに楽しかった。