『ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら』アダム・サンドラーの昔ながらの変わらぬ味わい


『ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら』

The Do-Over

2016・米 スティーヴン・ブリル

IMDb 5.7

Rotten Tomatoes 5%

あらすじ:死人に成りすまして第二の人生をスタートさせたら命を狙われた。

アダム・サンドラー主演の90年代の映画を見ているよう。お話が陳腐なのはいつものことだとして、笑いどころがたまにしかやってこないため退屈。現代のコメディシーンにこれでは乗り遅れるのではないか。

おまけに前作で予算を使い果たしたのか安っぽさ全開。

↓ネタバレ↓

コメディ映画にありがちな主人公。さえない中年で自分の人生は失敗だと思っている。

しかし、初恋の人と結婚できているので伝わりづらい。今はヤリマンになってしまっているとはいえ初恋の女をものにしているなか同窓会で落ち込んでいるのはちょっとちぐはぐな設定ではないか。
そこにサンドラー演じる疎遠になった友人が現れる。自分とは違いイケイケ中年になった旧友とすぐに打ち解け小旅行に出かける。そこで強引に自分たちの死亡事故偽装と成りすましに巻き込まれる。
ここまで、時折の下ネタがあるもののそこまでギャグを入れてくれず爆笑の連続とは言い難い。
でも間男に妻がヤられているかと思いきや、間男のほうが妻に掘られているのは笑った。

そこから成りすました人物の事件に巻き込まれる展開になるが、そちらのストーリーも手抜きもいいとこ。手がかりを見つけてたどるのをナレーションで済ませたりする雑さ。
最後の感動気な展開も失笑ものだ。実はサンドラーは癌で余命いくばくもないことがわかり、家族から離れるために死を偽装したと発覚する。死ぬからってカード会社から借りまくったといっていたが、家族に請求がいくとは思わなかったのか。成りすまし元の人物と知り合いだったと後からわかるが、矛盾しか生まれない。
最後の展開で、女より友情を信じるという展開もあるが全く理由付がされずあいつはそんなことしないからって説得力がない。

よかったところは、エンディング。ぽっと出のサブキャラに至るまで仲良くなっていて、終わりよければすべてよしの根回しが行き届いているのが面白かった。
画面が全体的に安っぽく感じるのは予算不足だからだろうか前作リディキュラス6と抱き合わせらしいし、西部劇を作るのに金を使いすぎたんじゃないだろうか。

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