劇場版 名探偵コナンが総じて駄作ばかりなワケ

名探偵コナンといえば、国内の興行収入50億円を超えるオバケシリーズである。

しかし作品の質は微妙と言わざるを得ない。

断言してしまうと、劇場版 名探偵コナンは傑作映画は生まれようがない。

なぜなら、ジャンルを欲張りすぎているからである。 作品ごとにシチュエーションは変わってはいるものの、ミステリーサスペンスの両方を提供しようと苦慮しているが、いつもどっちつかずになる。

たいてい、ミステリーパートの謎を解いて真犯人が明かされた後に、時限爆弾的なピンチに陥ってそちらの解決に移る。

犯人の正体がわかったあとすぐにスペクタクルに映るので火サスみたいな人情的愁嘆場が描けない。かといってその後のアクションシーンのほうも、いったん解決した事件引き延ばしたような印象を与えてしまう。

二つの問題が順番に解決されるため、互いに足を引っ張り合ってしまう。

いくつかの作品は、アクションとミステリーのクライマックスを重ねようとチャレンジしている。

しかし、火の手が上がっているといった危機的状況のなか推理を長々と披露しているため、長話している場合ではなく、工藤ッーーーうしろ、うしろ!といったコントが生まれてしまう。

しかも近年は、一見子供の見た目をしながら大人の頭脳を持っているという意外性を一切なく、超人コナンが事件を解決し周囲もそれを受け入れている。名探偵コナンが本来持つ面白味なんていつしか忘れ去られてしまっている。警視庁の記者会見で小学生の江戸川くんが爆破事件を阻止しましたなんて発表してちゃ大人の面目丸つぶれだし、組織に知られるって危機感も抱かないものかね。

子供だましに甘え過ぎでまともなお話語りができていない。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク