『NEXT – ネクスト -』無限の未来。無限の可能性。無限のニコラス・ケイジ。

『NEXT – ネクスト -』

Next

2007・米

リー・タマホリ

IMDb 6.2

Rotten Tomatoes 28%

ニコラス・ケイジ

あらすじ:未来を読んでテロを防げ。

ザックリと感想を

先の未来が読める男の話。それを聞いて抱く期待にはそれなりにこたえてくれていると思います。

もちろん脚本の粗も多目だけど、話運びもテンポよく進み、見せ場もそこここに配置されていて飽きない。身構えずに見られるポップコーン映画としては悪くないでしょう。

いわゆる午後ローなら100点、映画館なら50点な感じ。ただしニコラス映画なら100億点。

SFとしてよくばりすぎ、広げすぎ

ニコラス映画としては傑作だと思うものの、普通の映画としてみると隙の多い脚本。

そもそも2分先の未来が読めるという小さな設定なのに、核爆発の阻止という大きすぎる課題。そして、運命の女の未来だけは制限なく見ることができるというツイスト。すべてがもつれている。

特に運命の女関係の設定は腑に落ちる人は少ないと思う。あまりルールづけられて説明されず、どちらかというとロマンチックな設定かと思いきやストーリーに大きく影響してい来るという謎仕様。

特に大オチについていうと、読後感を消失してしまいそうな終わり方。

ニコラス映画

ゴールデンラズベリー賞 最低主演男優賞ノミネート作品。

久しぶりの正統派ヒーロー役ともいえる本作だが、やはりニックの顔の濃さでフツーのヒーローでは難がある。

同年のゴーストライダーのようにアクの強い特徴があれば馴染んだろうが、フツーにかっこいい人物ではおさまりが悪い。ゆえにラズベリー賞ノミネートされるのも納得できる。

ただニコラス者としてはそのギャップにたまらないものを感じる。未来を読んで危機を回避するという見せ場がいろいろなシチュエーションで出てくる。そのたびにフツーにかっこいいヒーローのはずが、ニコラス・ケイジ全開のクセのある動きをするため何とも言えず味わい深い。2分先が読めるのだから余裕をもって行動できそうなものなのに、わざわざ間一髪でよけたがる。

映画の大オチは、いわゆるどんでん返し、なのだが、そこを返されると映画をみた意味がなくなるような展開。

そしてアクション的クライマックスは、PS2みたいなできのCGI、見て損はないけどあまり得もしない程度。でもこの映画でしか見られないビジュアルがある点はすばらしい。そしてそのビジュアルがニコラス映画としても最高点をたたき出す名シーンになっているのも最高だ。

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