「My Sharona マイ・シャローナ」が流れる映画を集めてみました。
My Sharonaから始まる映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』 が公開されたので、
ザ・ナックの名曲、My Sharona マイ・シャローナ いろいろな映画で耳にするので使用されている映画をまとめてみた。
My Sharonaが発表されたのは1979年、ビルボードで5週連続1位となった大ヒットシングル。ザ・ナックはその後はヒット作に恵まれず、いわゆる一発屋といった印象。その分、時代にしっかりと痕跡を残した。
1980年代を舞台にした映画では、年号の代わりに流れるくらいの定番ナンバー。
ドラマ、コールドケースでは、取り上げる事件の時代を音楽に反映させる。そこでも、1979年のエピソードではこの曲が流れている。
ブッシュJrのiPodに入ってたり、太鼓の達人でプレイできたり、近年でも親しまれている。
リチャード・リンクレイター監督の最新作。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でも冒頭から流れるのはこの曲だ。
フルハウスやグリーなど数々のドラマでも使用されているが、今回は映画に絞った。
日本では劇場公開されていないものや、デンマークやフィリピンの映画など幅広い。でも思ったよりは本数が少なかった。
『ハッピー・プレッピー』Making the Grade
1984・米
ドリアン・ウォーカー
IMDb 5.8
Rotten Tomatoes Not Available
未見。
のちに『ブレックファスト・クラブ』でブラット・パックの一員としてアイドル視された、ジャド・ネルソン主演作品。
日本では劇場未公開で、VHSの発売のみ。2016年現在、DVD、ブルーレイは発売されていない。中古VHSをあさるくらいしか視聴する方法はない。
日本語での情報が極端に少ないので、こちらの感想ブログのほうが詳しいくらい。→こちら
金持ちのダメ学生からお金をもらって替え玉になるというストーリーらしい。替え玉になるべくフレップ・スクール(名門大学に入るための準備校、受験校)に入る。その歓迎会でバンドが演奏しているのがMy Sharona
映画としては、同時代の『フット・ルース』やジョン・ヒューズ作品のような雰囲気みたい。
Hatulan Bilibid Boys 2
1995・フィリピン
Deo Fajardo Jr.
未見。
フィリピン映画、ということしかわからない。どう頑張っても調べられない。語学力の限界。
『リアリティ・バイツ』Reality Bites
1994・米
ベン・スティラー
IMDb 6.6
Rotten Tomatoes 65%
未見。
1990年代の若者たち、ジェネレーションX世代を描いた映画。世代が違うため、おそらく懐メロ扱いで流れるとは思うが、のちほど確認したい。
『ロケットマン』 RocketMan
1997・米
スチュアート・ギラード
IMDb 5.9
Rotten Tomatoes 24%
天然ボケの主人公が、あれよあれよという間に宇宙飛行士になってしまうコメディ。
かなり昔にVHSでみた記憶があるけど、今となってはうろ覚え。
たしか、閉鎖空間訓練のなかで、元気に一人芝居をしているってシーンがあったと思う。幼心に結構好きだった。
当時はもちろん洋楽の知識なんてないのでどこで曲が流れたかはまったく覚えていない。
一応ディズニー映画なのに、日本語情報が全然ない。ブログとかなら結構ファンがいらっしゃるようで。→こちら
『ベッドの反対側』 De l’autre côté du lit
2008・仏
IMDb 5.5
Rotten Tomatoes Not Available
未見。
ソフィー・マルソー主演。日本では劇場未公開でケーブルテレビのみでの放送なため、今後も見ることは難しそう。マルソーがアイドル的人気を誇っていた全盛期が1980年代。そういった含みもあって曲が使用されているのかも。ケーブル局のサイトで詳しく解説されている。→ こちら
解説を読むと、どうやら若々しさを呼び覚ますような陽気な場面で流れるようだ。
『ディア・ブラザー』Conviction
2010・米
トニー・ゴールドウィン
IMDb 7.2
Rotten Tomatoes 67%
未見。
監督は、ドラマの出演や監督で有名なトニー・ゴールドウィン、近年では『スキャンダル』の大統領役が有名かも。
兄の冤罪事件を晴らすために法の勉強を始め弁護士となったベティ・アン・ウォーターズの実話がもとになっている。兄が逮捕されたのが1982年。当時の時代性を表すために曲が流れると思わる。
『スーパー8』Super 8
2011・米
J・J・エイブラムス
IMDb 7.1
Rotten Tomatoes 82%
スピルバーグ作品に対するオマージュ満載の本作。一番の元ネタである『E.T.』は公開当時の1984年が舞台のため、同時代性を出すために、主人公たちが聞いているのがMy Sharona
そして、エンドロールのおまけ映像でもバックで流れている。
Kapgang
2014・デンマーク
ニールス・アルデン・オプレヴ
IMDb 6.7
Rotten Tomatoes Not Available
未見。
監督は、スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ。
本国デンマークでは興収1位を記録。
舞台は1976年なので、おそらく時代が流れていき、それを表すために曲が流れるのかも。デンマークでもそれほど浸透しているということか、日本語情報は極端に少ない。ブログ→こちら や こちら
母の死から立ち直る家族と、少年の成長を描くお話らしい。
『クーパー家の晩餐会』Love the Coopers
2015・米
ジェシー・ネルソン
IMDb 5.7
Rotten Tomatoes 19%
未見。
『アイ・アム・サム』を監督したジェシー・ネルソン。
トマトメーターが異常に低い。
4世代の家族があつまってのクリスマスパーティでのギスギスやらてんやわんやといった内容みたい。豪華キャストが勢ぞろい。
ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、アマンダ・セイフライド、オリビア・ワイルド、アラン・アーキン。それで低評価。むしろ見てみたい。
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』Everybody Wants Some!! (2016)
2016・米
リチャード・リンクレイター
IMDb 7.1
Rotten Tomatoes 87%
感想はこちら。
1980年代。大学生になりたての主人公が、始業までの間に出会った仲間たちとひたすらにバカ騒ぎするだけの話。時代性を明示するために冒頭から流れ出す。カーステレオにカセットテープ。まさに80年代。
以上、10本。
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