『ラブライブ! サンシャイン!! 』03 沼津民は時間を守らない。

『ラブライブ! サンシャイン!! 』

第03話「ファーストステップ」
あらすじ:初めてのライブ

リアリティの破壊は吉とでるか凶とでるか。
女子高生が、金にものを言わせて生徒兼理事長になる。ここは賛否両論わかれるところだろう。
アニメに出て来ると危険な人物。リアリティがその人物中心になってしまい。どんなシリアスな場面も、あいつに頼めばいいんじゃないかな、といった疑念がわいてしまうことがある。
例としては、とんでもねぇ金持ち、天才科学者、次点に高校生探偵がいる。主人公として活躍する以外には、不条理なギャグ担当になるしか未来はない。

スクールアイドル連盟のルールブックには目を通していないので、劇中での描写でしかルールは知らない。
金にものを言わせて、作詞作曲、ミキシング、ビデオ撮影、衣装に振付など、プロを雇うのは可能なのだろうか。

↓ネタバレ感想↓


イタリアかぶれが、ヘリで登場。ヘリを持っていない程度では金持ちとは言えない。
しかも、金の力で理事長に就任したという。ネット検索しても藤ノ宮 千歳という名前は出てきたが、法律的にイキなのかわからない。
少なくとも、前シリーズのような、大人の目線で諭す人物ではなくなった。しかもメンバー入りするとなると、万能すぎて逆に扱いにこまることだろう。

そして金持ちの鶴の一声で初ライブの企画が立ち上がる。体育館での、ライブをして満員なら部活動を許可、だめなら解散という条件だ。

正直この展開からして満員になるだろうと予想できるがどのような手段で集めるのだろうか。

チラシ配りをしていると中二病が登場する。コートを着込んでサングラスにマスク。正体を隠しているようだ。
前回、中二むき出しの自己紹介をしてから不登校になったとのこと。

相変わらず花田十輝の中二病考察は浅い。
本来の中二病は、思春期に、自分の取り柄のなさなど、アイデンティティに不足している部分を補うために、他人を見下したり、神話に頼った設定によって自己評価を高めるのが目的のはずだ。
要は、何もない自分を肯定するための材料のはず。
つまり、現行中二病にとってはそれは誇りであって、恥じることではない。
にもかかわらず彼女は自分を恥じている。
中二病が寛解して初めて、恥じらいを覚えるはずなのに彼女の行動は矛盾している。
中二病自己紹介をしても凛としているか、そもそも恥じて行わないかのどちらかでないとならないはず。
『中二病でも恋がしたい』を担当しても、見識が深まったりしていないようだ。

その後ライブが始まるが、またバカみたいな開幕。人数も確認しないで緞帳を挙げて、過疎っぷりに絶望する。 気を立て直すためにも舞台袖から確認しましょうよ。この世界では、開演前の来場者数確認は禁忌なのかしら。

そして、前シリーズと同じく、少ない客でも頑張ろう状態に切り替えて、始めると、悪天候で停電、BGが止まってしまう。心が折れながらもアカペラで乗り切ろうとする。
ここはあきらめの悪さが際立ってなかなかに感動的、

かと思いきや、やっぱり心が折れてもうだめぽ。

すると陰で見ていた生徒会長が手を回し、発電機を起動。音響が復活。
感動は帳消し。

しかもその復活演出を待っていたかのように来客が押し寄せ満員に。
後付けの回想シーンでいろいろな人が呼び込み、チラシ配りを手伝っていたことがわかる。
後付けなので感動はない。でも地域の皆さん。時間通りに来てくださいよ。

ライブは成功。
生徒会長が釘をさす。ほかのスクールアイドルが注目を集めて、地域の人の善意で満員になったので、あなたたちだけの力を思わないように、と。
ライブがフツーに成功していたら身につまされる説教だけど、停電やら、9割遅刻やら迂回路が多すぎて、芯まで届いてこない。

序盤にもかかわらず、花田マジックの、主人公が招いていない危機がすでに発動されている。
この調子でいくとさらに香ばしい展開も予想される。

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