『ラブライブ!』2期 09 天は我々を見放した!

『ラブライブ!』2期

第09話「心のメロディ」
あらすじ:雪でライブに遅刻しそう。

まさかの八甲田山オマージュ。
橋本忍先生も驚きだろう。
東京が舞台にも関わらず、八甲田山をリスペクトするあまり規格外の雪を降らせてしまっている。
しかもドラマチックに演出されていたが、そもそも主人公たちが招いた結果ではないのでなんのドラマも生まない。
橋本先生は人間を描くことを第一に考えていた。本作を橋本先生が見たら、現実味の部分では目を瞑っても、人間描写には苦言を呈されるに違いない。

↓ネタバレ感想↓

劇中のセリフでも、神様のいたずらと言われるくらいの大雪。よりにもよって、予選ライブの当日である。
メンバーはあらかじめ会場に集まってきている。
しかし、生徒会に所属する3人は、学校説明会があるため、後から合流することに。
日程を勝ち合わせてくる理事長は、廃校を防いだ恩は感じていないのだろうか。
さらに、交通機関に遅れが生じ、説明会は1時間押しになる。理事長は、欠席してもいいというものの現生徒会長は、挨拶はしなくてはならないと残留。

八甲田山の遭難は、体裁ばかりを気にした軍上層部の判断ミスという人災として描かれていた。
そこから考えると、リーダーが挨拶をするという選択による自業自得という意味合いがあるのだろうか。

挨拶を終え、ライブ会場へ向かう三人。しかしそこには東京都は思えない風景が広がっていた。
一面の白い世界。数メートル先も視認できない白の闇が広がっていた。
天は我々を見放した!
がむしゃらに進もうとするリーダー。しかし前後も不覚、足場も悪く転倒。
天は我々を見放した!!
絶望の中、希望の光が現れる。

それは名前もしらないモブたちだ。
全校生徒に声をかけたら雪かきをして道を作ってくれたのだ。
しかもスノーブーツまで用意してくれている。至れり尽くせり。相変わらず便利だなお前ら。

心なしか、雪も弱くなっていて、たしたことない感じになっているのは気のせいか。

会場に到着し、新旧生徒会長が涙の抱擁。
両者生存しているものの、高倉健、北大路欣也の再会を意識した場面だろう。

そして、ライブ、曲が始まる。
不思議だね。今の気持ち。
空からふってきたみたい。

ほんと不思議な気分になった。
相変わらず。誰も招いていない危機を、誰も努力も工夫もなしに勝手に解決して涙を流す。ドラマチック花田の真骨頂といったところ。

ある意味、シリーズ最高傑作。

惜しむらくは、八甲田山オマージュにあふれているものの。
大竹まことリスペクトで服を脱ぐキャラクターがいなかったのは非常に残念だ。

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