『ラブライブ!』1期 11 むき出しの花田。ねつ造されるシリアス。

『ラブライブ!』1期

第11話「最高のライブ」
あらすじ:なぜか、風邪気味のときに雨の中を走ると悪化した。
いつの間にかハンターランクが19位になっていて、ラブライブ出場圏内になっている。
上げ下げの条件は解説されていないが、どうやら動画をうpして反響によって上がっていくらしい。要はYoutuberと同じ。

動画のためにライブをやることになるが、いまごろになって主人公がド低能な上に人格破綻者であることが明かされる。

相変わらず、ランキングシステムは謎。常に、スクールアイドル連盟に見張られているのか、アキバでのライブも評価に組み込まれているようだ。そのうち、私生活も晒されるんじゃねぇかな。
しかも、上昇率が異常で19位。道のりがまるでわからない。最初は999位だったから、底辺はよっぽどの有象無象ということか。
せめて、練習やライブ活動のモンタージュと重ねて上昇していく様を見せたら盛り上がりもあるだろうけど、19位になってたとの事後報告だ。感慨もない。

↓ネタバレ感想↓


ラブライブの出場が見えてきて、当初の目的を思い出す。
出場したら、きっと廃校もなくなるよ。
きっと、だ。

言質をとったり、確約があるわけでもない。不確かな希望に対してよくもまあ頑張れるものだ。ツチノコ探しに行くのと対して変わらないぞそんなの。

ライブに向けて練習を重ねる中、主人公がどうしよもないクズだと判明する。周囲の意見を訊かずに振付を変更したり、予定以上の練習を課したりする。休んだほうがいいというアドバイスにも耳を貸さず、体調不良のまま雨の中を走りに行く。あまりのキャラの変質ぶりに、合宿所に脳みそ置き忘れてきたのかと思う。
しかも親友のヘリウムの挙動不審に気付かないあたり、前回で、ゼイリブと入れ替わっている可能性も高い。
リーダーでセンターボーカルだというのに責任感なんてものはない。(みんなセンターって言っていたのは気のせいなんだろう)
ヘリウムも何か重大な決断を迫られている様子。海外からのエアメールをみて思いつめている。今まで描かれていた彼女の様子からして、アメリカにいいアルパカがいるか、いいメイドカフェあるかのどちらかだろう。弓道にだけ相談した様子で、意外にリーダーとはそれほど仲良くないようだ。

そしてライブ本番、リーダーモドキは体調不良で現れ、雨のなか決行。
本番中は一切、不調の様子を見せずに踊りきる。これをリーダーのプロ意識とするか、演出家のぼんやり意識とするかは難しいところ。
そして倒れるリーダー。なぜだか一番作画に気合が入っていた。

通常、物語のクライマックスで問題が発生する場合、それまで内包していた問題が顕在化するような展開にするものだ。
そうやって、思いもよらず自身の問題と向き合って成長するというのが、しっかりとした物語だ。
しかし花田十輝はそんなまどろっこしいことはしない。雨の中を走らせて風邪をひかせるのだ。
いままでそんな他人の言うことを聞かない生きる価値もないクズ女だとか、水にぬれるとすぐに風邪をひくスペランカーだとか、前振りが一切ない。今回いきなりの行動で理にかなっていない。10話かけて積み重ねたリーダーの資質も今回で地に落ちるほどの変容ぶり。キャラ崩壊というよりむしろアライズの回し者だという方が合点がいく。
そもそも存在しない問題を発生させて、それを解決されても感動もなにもない。右手がワッフルになったときの対策を講じるようなもので、起こりえないこと問題として扱っても何の意味もない。
存在しない問題問題が発生している。

今回よかったところは、妹が学校のパンフレットを見ていて、さりげなく姉と同じ学校への進学を考えていることを示していたのはよかった。アラ探しならぬ良かった探し、人生と同じ。

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