『カン・フューリー』至高の三十分、一切 余白なしの疾走感。

『カン・フューリー』
Kung Fury
2015・スウェーデン デビッド・サンドバーグ
IMDb 8.1
Rotten Tomatoes Not Available


あらすじ:コブラにかまれて身に着けたカンフーでヒトラーを倒すため時空を超えろ。

短編映画、キックスターターで予告を公開して、クラウドファウンディングで資金を集めて制作された。監督脚本主演、デビッド・サンドバーグ。30分の本編中、怒涛の情報量で爆笑を誘う。
とにかくネタの密度が半端なく、裸の銃を持つ男をそのまま30分に圧縮したような内容。設定にビジュアルすべてに80年代的な的外れ感がちりばめられていて、こだわりぬかれた作品だとわかる。
お話だけでなく、画質も80年代でVHSテープを見ているような感覚。ただ画質が低いだけでなく、予算不足のCGをカバーしたり、テープの擦り切れ演出で場面をつないだりと有効活用している。
ザッカー兄弟、ウェイアンズ兄弟が好きなら楽しめるはず。
どうやら長編化の企画もあるらしく、今後も目が離せない。
ネット上に無料で公開されているが、Netflixで日本語字幕付きを見た。

↓ネタバレ感想↓


当たり前のように異常なことが展開していく。相棒を目の前で殺された瞬間に、雷で撃たれてコブラに噛まれ、気付いたら古代中国でカンフーの修業を終えていた。それが主人公のカン・フューリーだ。
全編ポルナレフ状態。
タイムトラベルをするためにしりあいのハッカーに相談すると。タイムマシンでも作るのかと思いきや、時間をハックする必要があると言い出す。

移動先の時代を間違えてしまい、絶滅したはずの光線を吐く恐竜、レーザーラプターに襲われる。

この世界観はマネできない。

かなりトンデモなストーリーだが、ヒトラーを倒すという一応の目的はあるので30分間安心して見られるのも好感度高い。
今のところ今年見た映画一番面白かった。

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