『アロハ』いい男といい女がくっついていい話。

『アロハ』
Aloha
IMDb 5.4
Rotten Tomatoes 19%
2015・米 キャメロン・クロウ

あらすじ:ハワイ開発の視察で地元にもどったら元カノと再会。
いくらなんでも引っかかりがなさすぎる。最初からそれほどわるくない状態がよくなった程度では、感動には及ばない。

人物設定もアクがなさすぎる。
夢に破れているとはいえ、それなりのキャリアを手にしている男と、優秀でハワイの地を愛する女。
二人の恋愛模様を見せられても、そうなるわな、としか思えない。
まだ、ニコラス・スパークスの甘ったるいはなしとか、逆にトゲトゲした昼メロのほうが見ていて退屈しない。

ハワイの風景と、元恋人の夫のキャラが好きだったけど、本筋の話がふわふわして把握しづらいのでお奨めはできない。

でもエマ・ストーンかわいい

エマ・ストーンはかわいい

↓ネタバレ感想↓

主人公は宇宙飛行士に憧れながらパイロットになり夢に近づこうとしていた。そんな矢先にNASAの規模縮小で道は閉ざされる。現在は富豪たちの投資先としてしか宇宙開発は機能していない。
そんな宇宙ビジネスのコンサルタントとして、ハワイの土地開発の交渉を任されている。
軍もビジネスにかかわっていて、主人公のサポート兼監査役としてヒロインが同行する。
相反する目的を持ちながら惹かれあうというのはラブストーリーの典型だ。
しかし本作は、まず目的が合致している。性格上小言くらいは言うものの、ハワイの現地民と話をつけるために行動している。
中盤、いい雰囲気になってから、打ち上げの衛星に兵器を積むの積まないのでもめることになるが、それもあとからわかることだし、主人公もあとあとで知らされたことだ。

それで関係をこじらせても、二人の人間性とは一切関係ないので、示し合わせたかのように、関係に亀裂を入れたかのようだ。

主人公の元恋人とその一家も話に入ってい来るが、いまいち関連が薄い。主人公側にも元恋人側にも未練はない様子だし。
していえば長女が主人公の娘らしいという葛藤はあるようで、結局最後に抱き合うだけで、なにか行動を起こして心をつかむとかではない。血がつながっているから特別な絆があるーみたいなお綺麗な考えしか感じない。
元恋人の夫が口下手という設定は面白かった。
言葉が少なく、表情での演技が絶妙で、たぶんこんなことを物語っていたと別の人が補足する場面はなかなかおもしろい。
しかし、手紙を書いて、思いを伝えるというオチはいいが
最後に主人公と分かり合う場面で、無言のなか字幕でセリフが入れられてしまう。
そこは無声映画でも伝わるような演出で、どんな言葉を交わしているか予想させないと感動も何もないでしょうに。いい人物でいい演技だっただけに裏切られた気持ち。

最後は、兵器を搭載した衛星に大量のデータを転送しオーバーフローさせる。(ここのCGIが企業PRとかで見るやつのさらに劣化版)それに感動したエマ・ストーンといい仲になって終わり。
その上、企業側が軍にだまって独断で衛星を設計していたらしく主人公はお咎めなし、
よかったねーよかったねー

いい男が、いい女といい感じになりましたー
ハリウッド黄金期ならいざ知らず。今どきこんな能天気かつ、ぼんやりした話を見せられても感動も何もない。

でもエマ・ストーンかわいい
『あの頃ペニーレインと』の監督とは思えない。
ここまでアクの無いブラッドリー・クーパーもめずらしい。
でもエマ・ストーンかわいい

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